どんなスタッフがいるの？

「自分の好きな場所で好きなように生きる」

そんな当たり前のことを、かつては到底無理だと思っていました。障害が重いために限界があると感じていたからです。でも、そんな思い込みをひっくり返してくれる、たくさんの素敵な出会いがありました。1999年に神戸で自立生活を始めました。私は、神戸の街が大好きです。海もあり山もあり、適度に都会で適度にのんびり・・・。今、私は障害も含めて面白いと思える人生を歩んでいます。人生の方は山あり谷ありです。

私が幼い時、「3歳まで生きられないかもしれない」と医者から言われたそうです。 私が自立生活をする前、「あなたには自立生活は無理」とたくさん言われました。
周囲の協力を得ながら、自立生活を始めて4半世紀、汗と涙と笑いと冒険がふんだんに詰まった、私にとっては宝物の人生です。
振り返って言えることは、人生は何が起こるかわからない、生きてみなければわからない、ということ。
障害を持ったたくさんの仲間たちに、そんなことを伝え続けたいと思っています。
好きなは言葉は「一期一会」です。

スピノザという哲学者が１７世紀にいた。彼は「自由意志はない」と言った。私たちは生まれてくるのも、障害を持つことも選べない。僕はいろんな人の影響、生育環境、出会いがあってリングリングにいる。昼に食べたカツ丼も弁当屋のポスターを見て選ばされたのかもしれない。世の中は「自己責任論」が強すぎる。尊厳死は「自分で責任を」の究極の形だ。選んでいない、選ばされている。なぜその人がそれを選んだと思っているのか、なぜ家族が承諾するのか、それを考えることが社会変革になる。

ボランティア受付が電話文化であった頃、ＦＡＸ番号が書かれてあったボランティア募集のチラシを目にした時に縁を感じた私は、リングリングから、きこえる世界と、ろう(きこえない)世界の二つの世界とはまた違った世界、色んな障害者や社会的問題を抱える人と多く出会い、視野を広げる機会を与えてもらった。

これからも出会いを大切にしつつ、リングリングの目指す社会に変えていきたい。趣味は刑事ドラマと韓流ドラマを観ること♡

真面目にコツコツ石橋を叩いて渡る堅実なタイプです。

そんな自分ですが、障害を持ち、リングリングと関わってから人生観が変わりました。それは一度しかない人生たくさんの経験をしたい、たくさんのチャレンジをしたいと。

海外渡航・車椅子バスケ・車椅子ラグビー・フルマラソン・スキューバダイビングなど。

あきらめるより、やってみる気持ちを大切に自分の思い描く人生をもっと楽しみたい。

その気持ちは活動でも・・・。

リングリングとはイベントに参加したのが切っ掛けで、今があります。

楽しいことが大好きです。

結構怖がりな部分もあり、恐る恐るやっている時もあったりします。

おいしい物には目がなく、新しい物（辛い物以外）は食べたりします。

みんなと楽しくするのが好きです。

「大切にしてる言葉」

・過去は変えられないが、今をどう生きるかで、

　過去の意味を創っていける。

・希望とは、未来を信じる信念である。

・希望とは、挑戦し続ける勇気である。

・希望を持つために一番大事なのは「仲間」

・「冬の後には必ず春が来る」

いつのまにかこじらせた性格をそのまま引きずり、どこで誰とどう生きたらいいのか自分の着地点を見つけられず、ただただその時を待っていました。

あの日、迎えに来てくれたカフェで、私は自分の人生の大きな1歩を踏み出したのを見た気がします。

「すべての人が自分らしく生きる」まだ見ぬ世界を目指し、日々コーディネーターとして、そして私らしく、一緒に歩いていきます。

2003年リングリングで介助のアルバイトを始める。

2008年からコーディネーターとなる。

当事者の声が社会を少しずつ変えていく。

自分の常識もアップデートされていく！

人生まだまだ修行中。

カフェやアートや音楽や銭湯でリフレッシュしてます！

イベント参加をきっかけに、リングリングの人たちともっと仲良くなりたい！と思い、アルバイトから始め、職員に。今では、コーディネーターとして、たくさん考え、悩んで、対話を重ねることを大切にしています。

私自身も、セクマイ当事者として社会の生きづらさを敏感に感じながら、誰もが助け合える、そして尊重しあえる関係を作っていきたいと思っています！

美味しいおつまみとお酒が日々のエネルギー源！？